福島から避難してる子供達を 僕ら大人たちが守るために出来ること

 
 
今 世間では

福島からの避難者の方々への

差別的扱いや イジメ 恐喝などが

問題視されています。




でも

これは今の始まったことじゃない。

震災後のあれは2011年6月かな

僕は石巻中学校の体育館避難所で髪を切っていた。

被災者の方が悔しそうに

「中学生がね 帰れ!避難民! そう上から言うの・・
悔しくてね・・」


そう言っていた。

詳しくは書かないけど

それだけじゃない

被災者イビリは避難所では

聞いたんじゃない この目で見てきた。

この話も

他府県じゃない

同じ地域でもこうだった。



当時 絆 絆の連呼の中

これは報道できなかったよね


俺はブログに書きまくったけど。

福島のいわきにも


こんな落書きがされた。

これは福島でだよ?

被災の「被」の字が間違ってるから

もしかしたら 大人ではないかもしれないね。



子供がこういうベクトルに動く時


そこには 

社会の無知が

あると思います。


社会の無知とは 俺たち大人の

無知

無関心

それが 子供にも伝わっていると言える。



俺は 東日本大震災があって

この国は変わるって思った。

政治的な意味じゃないよ

何かが変わる

そして ボランティアしながらずっと考えていた

メンバーにはよく言うんだけど

「この悲しみや苦しみ 死んだ人を
無駄や犬死になんてさせてたまるか。
生きてる俺らの責任だろ!」って


でも 何かが変わったかと言えば

そう大きくは変わらず

もう過去の事

いつまで言ってんだ

そんな空気さえ・・・



いろんな主義主張の人が

俺のことをいろいろ言うけど

俺に言わせれば お題目なんてどうでもイイ

たかが床屋が何を言うって言われりゃ

言えることは 一貫して

俺はただ知りたいだけ

知ることをあきらめたくないだけ



被災もしてない 何も失っていない

ひもじさも 寒さも知らない俺が出来る事は

ただ 知る事 その場に行き

知ることだけ




無関心は 無知を生む
無知は 怖さを生む
怖さは 差別を生む
差別は 断絶を生む
断絶は 無関心を生む
無関心は・・


このスパイラルを止めたい。




大人が
 
正確に知り  考えることが
 
自分の子供や周りの子供に
 
伝えることが
 
子供を守ることになるはずです。

この福島の差別だけじゃない

震災だけじゃない

世界中の貧困や弾圧などに

おびえる子供たちまでも含め。


 
勘違いしないで、
 
あの子達は可哀想なのよ、、そういう事を伝えるんじゃないですよ。
 
 
事実を  今をちゃんと伝えるだけでいいです。
 
そのために 大人は知ることをあきらめてはいけないのです。
 
 
 


 
アホと言われりゃ アホですよね

仕事しろよって話ですよ。

でも 俺 やっぱ人でありたんです。

少しでも アホが

俺より賢いアホが

世間に増え 

んな馬鹿げた差別が

無くなりますように。
 
 
 
 

 

 

今までの記事です

 

是非お読みいただければ

 

今の福島第一原子力発電所が

 

わかっていただけると思います。

猿でもわかる

 
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