power of DREAM~GOD SAVE THE ROCK'N'ROLL~

 

 

 

お喋りな僕が

 

どうやっても言葉にも文字にも出来ないことがある

 

でも言葉にして文字にしなくちゃいけない事がある

 

 

 

 

 

僕がぶち上げて今準備に動いてる

 

 

宮城県石巻市で予定している

 

 

 

 

 

 

これは

 

2011年3月11日に発災した

 

東日本大震災・・

 

 

 

(震災時の映像が含まれます視聴にはご注意ください)

 

 

 

 

僕はこの動画の中にもある様に

 

この東日本大震災に際し

 

石巻でいわゆるボランティア活動をしてきました。

 

 

 

はじめは路上で軒下で髪を切り

 

 

 

 

 

 

炊き出ししたり

 

保育園でクリスマス会したり

 

(動画同行してくださったかたが編集で

 何故か谷村新司の切ない歌で始まりますが

 聴かなかったていで視聴してください(笑))

 

 

やがて仮設住宅に皆さん移り

 

そこでの皆さんのコミュニケーションサロンとして

 

夏祭りやクリスマス会 餅つき

 

カラオケ大会 花見・・

 

 

 

 

いろいろやってきました。

 

 

 

 

その活動の中に

 

僕には音楽というものを外すことは

 

出来ませんでした

 

2011年7月

 

震災から4か月目

 

無謀だしやる前も

 

やった後も相当問題もあったけど

 

とにかく責任は全部僕にある

 

日和山ライブ

 

 

 

 

 

 

音楽はつねに僕の活動の核の一つだった。

 

 

 

 

石巻は

 

石=ロック

 

巻=ロール

 

 

で ロックンロールの街!

 

音楽好きな連中が多いし

 

僕が出会うのもみんな

 

ロックと酒が好きな連中ばかり

 

 

 

そんな人たちと仲間たちと

 

8年間東北でこんな事をしてきました。

 

 

8年間。。

 

僕は今はボランティアを「やめている」

 

それは僕がいつまでも

 

ボランティアでございますって言い続ければ

 

そこに向き合う石巻はいつまでも

 

被災地で

 

その街の人は

 

被災者

 

この構図が嫌で嫌で。。

 

そもそもボランティアってのがキライだし(笑)

 

端からボランティアなんて思って活動してなかった

 

じゃぁ何と問われると何とも説明できないけど

 

とにかくカッコよく言えば

 

人としてやらなきゃいけない事

 

ただそれをして来ただけ。

 

 

 

その「やめた」僕が

 

また何故 石巻で音楽イベントを画策しているか?

 

それは

 

当初 最初に音楽イベントさせてもらった

 

日和山には鹿島御児神社があり

 

その御社も震災で壊れた

 

でも優先順位・・という言葉が適当でないかも

 

しれないけど人々の衣食住がままならない中

 

「祈りの場」の再建への寄付・寄進は

 

なかなか集まらない 集められる状況でなかった

 

その中でやっと寄付寄進が集められる状況に

 

街がなり 御社は今再建中になりました。

 

 

そんな中 神社から

 

「小俣さんもなにかやってくださいよ

 再建記念に ロックでもいいので!」

 

そんなお話をいただいて

 

よ~しやろう!って思ったんだけど・・・

 

 

ぶっちゃけやろうと思えばすぐ出来たけど

 

過去2回日和山では音楽イベントしてきましたが

 

「準備」というものをもっともっと

 

もっともっとしっかりやれば良かった。。

 

それに。。

 

ボランティア活動というのをやめた身として

 

何を掲げこれをやるのか?

 

そんな迷い。。いやもっと言えば

 

怖さが正直あるんです

 

 

それが僕の動きを止め

 

考え続ける日々が始まりました

 

 

 

 

今も 本当に何が?って言えないんだけど

 

怖いんです。。

 

 

そんな僕でも。。

 

 

 

 

理美容師仲間や

 

様々な方が

 

「イベントに使って!」って。。

 

 

もうこんなにお金が集まってます。

 

 

(予定予算70~80万)

 

 

 

 

イベントの事を言葉や文字には出来る

 

でもこの皆さんへの感謝や何かを

 

言葉や文字にすることが出来ない。。

 

本当に出来ない。

 

ありがとうございます

 

じゃ全然足りない

 

どうすればいいんだろう

 

 

もう体で示すしかないよね

 

俺で示してくしかない

 

 

開催時期は震災から10年目

 

あの日から10年

 

この10年は何だったんだろう?

 

上の炊き出しの動画で髪を切っていたとき

 

あれは震災の年の5月なんだけど

 

桜がもう終わっていた

 

髪を切り終わったおばちゃんが

 

「あぁ・・・桜終わってたんだね~

 下向いて泥ばっかかいてたから気付かなかったよ」

 

そう呟いた。

 

 

みんなあの日からそんな日々季節を繰り返して

 

気が付けば8年 そして10年を迎える

 

そこにあった日々はどんな日々だった?

 

復興という「結果」ばかり目がいく今

 

その復興ってなんだろう?

 

カタチではない

 

失われたモノ 街の施設 カタチが

 

戻れば戻るほど

 

決して戻らない 戻せない

 

命 日々 時間。。その重さは

 

静かに心に留まり続ける。。。

 

 

その心を僕は見つめていきたい

 

 

だから僕はこれから

 

福島でも原発被害の方々との語り合いにも参加する

 

宮城でも様々な人と語り合うため通い続ける

 

岩手にも会いたい人がいる

 

 

 

感謝やお礼は文字や言葉で伝えさせていただきます

 

でも

 

僕を見ててください

 

厳しく その負託にちゃんと応えているか

 

監視してください

 

皆さんからお受けした想いへの

 

僕が返せるのは

 

言葉や文字ではなく

 

僕の行動で示させていただいます

 

 

僕にどうか

 

厳しい目を向け続けてください

 

心からの感謝を込めて