ボクノテ

 

 

僕の手は

 

人に触れる仕事につくべき手

 

 

 

 

そう言ってくれたのは

 

行徳の野武屋本店の　

 

のぶさんから

 

何度か刈り上げメンテを頼まれて

 

オーブにいらしていただいた

 

りかさん。

 

 

 

 

 

りかさんの

 

その言葉を聞いてから

 

もうどれくらい経ちましたかね？

 

１年半近くかな？

 

 

 

 

 

 

 

その日から毎日

 

本当に毎日毎回シャンプーする時必ず

 

シャンプーしている最中も

 

心で呟いて　時に本当に口出して呟いてきた

 

 

 

「僕の手の何がそう言ってもらえたんだろう？」

 

 

 

どこかで毎日更新してるブログより

 

僕には大切な事。

 

 

 

決してルーティーンではない

 

何故なら答えがないから

 

 

毎日毎回疑問でしかないから。

 

 

 

 

きっと　僕にはこの答えは

 

一生わからない

 

自分の手で自分に触れても

 

何も感じないからね。

 

 

 

 

でも

 

こんな僕の手を

 

心地いいと言ってくださる方が

 

実はお客さんの中で凄く多いことが

 

去年くらいから直接声として

 

話してくださる方が多くいらっしゃるのに気付く。。

 

 

本当は男性に触られるのもイヤけど

 

僕はむしろ心地いいとか。

 

 

 

 

 

 

 

あるお客さんのお子さんに

 

ダウン症の子がいらっしゃる。

 

 

前々から

 

「ケンさんなら大丈夫な気がするの」

 

そうお母さんはいってくださっていて

 

先日　旦那さんがカットに来た時

 

その子をお母さんが連れて来てくれた。

 

 

 

ダウン症の幼児は

 

時に場所に馴染むことに時間がかかったり

 

知らない人に警戒心を持ち嫌がり

 

時に大声を出してしまったり

 

行動が抑制できなくなる子がいる

 

 

その子はまさにそうらしく

 

オーブに馴染めるか？

 

僕に抵抗しないか？

 

それを試しに来た。

 

 

 

 

彼が店にトコトコ入ってくる。。。

 

 

何の抵抗もなく。。。

 

僕は彼を見つめる

 

彼も僕を見つめる

 

言葉にならない言葉をなにか彼は言ってる

 

でも落ち着いてる。。

 

 

僕は「こんにちは」って言う

 

彼は僕を見たり　周りを見たりしてる

 

僕は膝をついて両手を差し出した

 

ハイタッチのように

 

 

 

すると　彼はそれに

 

彼も両手を出してハイタッチしてくれた

 

何の抵抗もなく

 

 

僕がもう一度

 

「いえ～い」と手を出す

 

彼はもう一度

 

ハイタッチ。

 

 

 

その時のお父さんの

 

無茶苦茶嬉しそうな笑顔

 

お母さんの頷いてウンウンやっぱりって顔

 

俺　本気で嬉しかった。

 

 

本当はすぐにこうなることはなかなか

 

無い子なんだそうだ。。

 

 

 

 

 

小さくて柔らかくて優しい手の感触

 

今でもしっかり残ってる。

 

 

りかさんが言ってくれた

 

僕には魔法の言葉

 

「僕の手は人に触れる仕事に就くべき手」

 

 

意味はまだわからないけど

 

なんか。。こういうことなのかなって

 

少し思えた出来事。

 

 

 

 

 

 

僕の手のお話でした。

 

 

 

ってなわけで    

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

 

今日も　良い一日をお互いに！！

 

 

ではでは！！

 

 

 

 

 

 

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