僕は人生を「川の流れ」になぞらえている。
空から降った雨・・
それが大地に沁み込み
長い年月をかけて沁みだした一滴の雫。
それが、ささやかでか細い流れになり
その流れに 様々なか細い流れが合わさり
川になる。
やがて川は 大きな流れ 小さな流れ
時に融合し 時に飲み込まれ 飲みこんで・・
時に流れは淀み 水は腐りかける事もある
でも 清らかな流れに出会い
淀みを消してくれて 流れはじめ
出会い 分かれ また出会い・・
それを繰り返し やがて大きな海で
全ては合わさり やがて宙へ還り・・
流されてはいけないけど
僕らはその大いなる流れの中
流れて、逝く事が人生だと思う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ど～も
趣味はダイエット 特技はリバウンド
ダイエットに希望を詰め込んだつもりでいたら
間違えて脂肪が詰まった
神奈川は相模原市は緑区って言う
もともと津久井郡だった片田舎で
orb hair museumって理美容室やっている、
お酒と音楽をこよなく愛するケンです！！
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小俣健一郎
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流れていく中で
そこに留まりたくなる時がある
それが自分だと確固たる竿を建て
流れないようにする時がある。
それはある意味で正しく
ある意味で間違う事
流れていく事で変化していく景色
それを見つめ 出会いと別れを
繰り返すのが人生というものの中
留まることは 景色が変化せず
流れに逆らう事で対抗が生まれ
やがて 逆巻く流れが来た時
竿は折れ 流されてしまう・・
流れていくのが人生だけど
流されて行く事は良くない・・
ここに僕の大好きなバンドがある
それは
Ann
僕にとって人生の中で
最高のバンドの一つ。
本気で僕は彼らを世界に送り出したい
馬鹿な話だけど
宝くじ当たれば僕がパトロンになって
世界に送り出したい
そう思っていた。
そう そう思って「いた」
過去形で話すのは訳がある
このバンドは去年、解散した。。
僕はこのバンドのファンZERO号と
呼んでいただけてて
なんなら このメンバーとは
メンバーが出会う前に個々に
知っていた。
だから生まれる過程も
生まれたても 全部観てきた。
だから解散も
多分普通よりちょっと先に
聞かされていたと思う。
その経緯は断片的にしか
聞いてないけど
とにかく 新しい一歩を
応援して行こうと思っていた。
でも・・
正直言えば
「なんでだよ！」
「なんでそっち選ぶんだよ！」
解散の前年
世界最大級のプロ・アマバンドの
ドイツで行われる
ロックフェス エマージェンザ・ジャパン予選で
圧倒的パフォーマンスで
世界への扉に手がかかった
それは１次予選から
いかに会場内でオーディエンスを沸かせ
オーディエンスに押し上げてもらえたか？
要は 勝者は会場の挙手で決まる大会で
Annは正直 集客がそこまで上手くいかず
「組織票」が心もとない状態だったけど
そのパフォーマンスは他のバンド推しの
人の心と腕を文字通り突き動かし
過去最高得票を得る勢いで
決勝に進み
決勝でも会場を巻き込んで
誰の目にも耳にも「優勝」が見えていた
でも・・
審査員裁定で二位に・・・
残念ながらAnnの世界への扉は
拓くことはなかった。。
でも
翌年（つまり去年）再挑戦しようと
したところに このコロナ禍が
大会そのものを延期させてしまった。
それでも 僕はAnnがまた開催された時は
全力で応援し ドイツ行けたなら
一緒に行こうと思っていた。
でも・・
去年 そのコロナ禍の只中
解散した。
僕のAnnロスは 想像以上で
俺らが上げた拳の推進力。
世界への扉を一緒にこじ開けようって
思っていたこの気持ち
どうしてくれんだ！
なんなんだ！
ふざけんな！
時に怒りもあり 時に悲しくもあり
でも 彼らの選択を受け入れなきゃもあり
葛藤の日々を過ごしていた。
Annは ボーカルのスミちゃんが
ann名義を引き継ぎというか
アーティスト名をannにして
Annはannの
メンバーの流動的な
ユニット・バンドとして
活動をして Annの楽曲は
今も演奏されている。
どうしても ３人のAnnから
離れられない僕はann歌う
Annの曲が馴染めなかった。。正直・・
聴くのも心に辛いくらいだった。
スミちゃんは 解散を伝えてくれた時
「変化していく」ってしきりに言っていた
そう・・川が流れるように
スミちゃんは そこに留まらず
流れて行く事を決めたんだよね
でも 俺はAnnという竿をさして
その場にとどまり もう流れてこない
３人のAnnの曲を待ち続けてた。
その流れの抵抗は辛かったんだよ
本当は。。。
先日 Annはこんな配信ライブをした
その配信ライブを僕は観た。
その１曲目に
僕は心が拓かれた・・
その曲は
アフロ・ブルー
この曲は まだ３人のAnnが
オリジナル曲がなかった頃
ある意味、当時のAnnを代表する曲で
オリジナルよりカッコいいアレンジだった
僕はこの曲が大好きで
オリジナル曲をやるバンドに
変化した後も どこかで
アフロブルーはやって欲しいって思っていた
そのアフロブルーが
１曲目・・
聴いた瞬間、そこには
Annはいなかった
かつての三人のAnnはいなかった。
もちろんアレンジは変えてても
アフロブルーはアフロブルー
同じ歌詞 同じメロディ
でも 画面から聴こえるのは
聴いた事のない肌触りの
アフロブルーだった。
「あっ・・もう変ったんだ・・」
その瞬間 全部受け入れた。
変な例え、死んでしまった大切な人
その死を受け入れられないで
生きてる 生き返るんじゃないか？
そんな想いで１年過ごしていた
まさに僕は
流れていく川の流れの中
留まり その流れの中で苦しくて
辛くて どうしていいか分からず
ただただ もういない
もう流れてこない かつてのAnnを
待ち続けていた
でも それはもういないんだ。
スミちゃんは「変化していく」
そう言っていた
きっとね
一番つらかったのはメンバーで
今まで 同じ流れの中
ワチャワチャ楽しくやっていたら
突然 大きな石が投げ込まれ
流れが乱れ そして別れ
それぞれの 川の流れに
ならざるを得なくなり
その流れの泳ぎ方も
速さも 広さも 深さも分からず
この１年 流されぬように
流れてきたんだと思う
大きな勇気と大きな不安を抱えながら
僕はと言えば その流れが怖かった
Annという最高の連中がいなくなった
流れに乗ることが怖かった
寂しかった 辛かった
だから 流れる事を拒否していた
新しい流れも遮断し 僕のある部分の
流れは淀んで 腐りはじめていたんだ
１曲目のアフロブルーは
スッ。。って僕の淀みに
きれいな水を流し込んでくれた。
さぁ流れていきな、
アフロブルーはそれを教えてくれて
最後の曲
journeyman。。
これも誕生に少しだけ関わったって
言ってくれた曲、思い入れが強いし
かつてのAnnのオリジナルの代表曲。
やっぱり肌触りが違っていった
そして心地よかった。
journeyman ・・
職人を意味する言葉
職人・・理容師も料理家も
ピアニストも ドラマーも
ボーカリストも皆
その世界を極め 求める
永遠のjourney（旅）をするman（人）
その旅は 流れていく時間の大河の中
留まることなく続いて
流れ 出会い 分かれ 合わさり
飲み込まれ 淀み 逆巻き
やがて穏やかな流れになり
海ですべてはまた出会い
宙に還る・・・
人生は川の流れのような旅
僕の中の かつてのAnnは
ビートルズやツッェペリン
クイーン。。
解散しようが メンバー欠けて
再結成さえ出来ない もういない
もう新しい流れが生まれないバンド
それでも 愛してやまないバンドのように
執着や固執でなく
扉は閉じたけど 大切なバンドとして
愛し続けてく
ファンZERO号として、これからも。
そして
annが歌う 新しいAnn
ファンZERO号にはなれない
出遅れだけど
淀んでいた目と耳と心は流れ
素直に見つめていこうと思う。
やっと素直に
この動画が観れる
レクイエムでなく
アンセムとして
さぁ！行こうか！！
ってなわけで
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も 良い一日をお互いに！！
ではでは！！
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