僕には出来ない・・

僕には出来ない・・

僕には出来ません・・

だって、出来ないんだから。

こんなブログでも最近は本当に

様々な　それこそソコソコ遠方からも

ご新規の方がいらしていただけています。

その方々の多くが　当然検索して何かを

探しヒットして　このクセしかないブログを

お読みいただいて　なおいらしていただける。。

それだけ何かにお悩みや悲しい思いを

長年抱えてたりどこかのサロンでされたり・・

目の前に来ていただく方々を僕はまず

そう言う想いでお迎えしています。

そして例えばあまのじゃく縮毛矯正や

コテパーマ。。相当独自の世界を

生んじゃってるけど(自覚してます。。）

それらに何かの「可能性」を感じ

「ここは違うアプローチ、話しが聞けるかも・・」

そんな期待していらしていただけてるとも。

そんなゲストは自分本来の希望に対し

今までのサロンでは異口同音に

「私の髪質じゃ

　　出来ないって言われて・・」

そんな言葉を言われてきたとお聞きます。

僕には決めてることがあります

僕はそのセリフは

吐かないって。

じゃぁ

「俺は何でも出来るから　安心して任せて！」

そう言うか？

そんな事口が裂けても言いません

じゃぁ難しくシリアスな状況になんていうか？

それは

「僕には出来ない」

って言います。

けっしてゲストのせいにしない。

「あなたのこの髪質　この髪の状態

　確かに難しくて

　僕にはその技術がありません。

　でもどこかにそれを

　やってのける理美容師はいるかもしれません。

　僕よりはるかに上手い理美容師なんて五万といます

　だから諦めないでください」

そして例えば

その日僕が出来ることをして差し上げるか　

なんなら本当に難しく出来ないとなれば

お帰りいただくことも年に一人二人

いらっしゃいます。

でもただお帰りいただくのではなく

その条件を越えてご希望を叶えられるであろう

理美容師に心当たりあればその

理美容師をご紹介します。

（実際予約までとった事あります）

「あなたの髪質では出来ない」・・

僕らは魔法使いではないから

何でも叶えてあげることは出来ない・・

そうなのにたった一つだけ

「魔法」を使えます

それは「あなたの髪質では出来ない」という

まるで呪いのような呪文で

ゲストの心を閉ざす事・・・

この言葉は多くの方の可能性を潰し

多くの方のヘアスタイルへの憧れを断ち

夢や希望を灰色にさせます。。

僕はそれに気づいてから使わない

「僕には出来ないけど

　　〇〇にいる誰々ならできるかも」

とか

「今僕が出来るのはこれとこれ　

　それでこう対応できるよ」

出来ないけど　無理に何とかするのでなく

最良の道・・それがオーブではなくとも

その方にとっての最良の道を模索します。

こんなブログを書いていると

ご予約時に

「パーマなんですけど・・

　相談してから決めてもイイですか？」

そんな事も言われます

勿論アリです。

理美容室を変えることは「不安」です

それがたとえブログ読み込もうと

口コミ読もうと「不安」です。

なぜならゲストの多くは

それでも「裏切られてきた」から

「美容室行く時　本音いえば期待してるけど

　その反面思った通りに５０％でもなればいいな

　５０％くらいしか信じてないモン」

別の人は７割って言ってたな。。

期待の裏返しに

僕らは信じられていない

期待されていない

その想いにも向き合わないと

本当の意味での「良いお付き合い」。。

僕らの業態はその日勝負でなく

いかにリピーターになっていただき

末永く髪を任せていただけるかがカギ

尼崎の美容室ciaoの仲良し美容師ポンちゃんが

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ギネス級なくらいのお付き合いがいかにできるか？

その為には

僕は正直に誠実に仕事　ゲスト　友人　

そして自分に向き合いたい

その為にならプライドをかけてこのセリフを

言うべき時は言う

「僕には出来ない」

そしてその言葉を吐く回数を

いかに減らしていくか？

その為に学んでいる。

５０のオッサンもまだまだ成長していくつもりです。