10年後君がいる場所を夢見て



どういう経緯で

どういう理由で

カットをしない

カラーリストとして生きて行くと

彼女が思い定めたか

僕は知らない


でも

それこそSNSの不思議なご縁で

彼女と僕は出会い

こうして仕事を

カットを教えるご縁を頂けた





僕は不器用で

誰よりも仕事覚えるのが遅く

また可愛げないから

先輩にも楯突くし

教えてもらえなかった

おかげで相当捻くれた理容師になれた



どうして世間は

早く覚える

早く何かを達成する者が


優秀


というのだろう?


どうして人は

人より何かを掴むことが

早いことが

善し

とされるのだろう?




僕がスタッフを育てた時

僕は常に言い続けた


10年後

君がどういう

ステージに立つか

そこだけが大切

出遅れてもいい

覚えるの遅くてもいい

練習も大切

でも今いる仲間

今できる楽しいこと

それも大切にしろ



経営者や先輩としては

練習に打ち込み

一心不乱に業に向き合うことは

嬉しいし安心する

その気持ちは痛いほどわかるし

反論の余地はない


でも でも。。。

それは経営者という

テメぇの都合


俺はテメぇの都合で人を

育てたことはない

その自負はある


その子の人生を背負ってるんだ

俺のため 店のために

仕事するなって思う



綺麗事だけど

俺はそう思う


そう信じてる


大切なのは

その子が10年後

どこに立っているか


周り道しようが

立ち止まろうが

時に逃げようが

俺は可能性を信じてる







俺は君の10年後を夢見ている