仕事の誇りの一つを教えてくれた場所



人は老いていく

人は時に自分の事を自分ではままならなくなる

状況になる事がある



食事 入浴 排泄 歩行  寝返り



そして  髪を切りにいく事




人として「生きていく」上での事

大きなウエイトではないけれど

でも 頼りなくも豊かなこの国に

幸いにも生まれ生きて来た人の

「心の尊厳」を守る事になると信じてる

髪を切る事。


何十年も様々な理美容師の先輩方が紡いできた

目の前にいる 年を重ねた方々の髪

こうして家族が依頼してくれ僕が切ることで

家族の愛情を髪を通じて届けることが出来るかもしれない


そして。。。

この今日のカットが人生最後のヘアカットになる可能性もある


僕はこの人の最後の理容師。。。


それを誇りに出来るよう


今日もハサミを握ります。


って真面目か?Σ(・□・;)