ボランティアのやめ方




宮城県石巻市にいます




今回は

ただお酒を呑みに

いや 本当にただお酒を呑みに来ました。


思えば足掛け8年近く

無目的にこの街に来たことはないんじゃないか?

いつも滞在中 日中は走り回り

夜は飲むんだけどでも疲れてすぐに

寝落ち。。


それをいつも見てくれてた

石巻の僕の本当に信頼できて

僕を見守り続けてくれてる

ショットバーBugの

ユウスケさんが







常々

「ケンさん もういんでねぇすか?もうなんも目的なく来てください
   普通に来てくれていんすよ。ゆっくりメシ食いましょうよ」

そう言ってくれててね

なかなかそういう時間も取れなかったんだけど

今回 やっと出会ってから7年越しに

初の

サシ飲み!!



ユウスケさんはね

静かに熱い男で

僕をいつも見てくれてて

僕が悩めば一緒に考えてくれ示唆に富んだ

答えをくれ


僕が震災の年の8月

野外音楽フェスをやったんだけど




それが細かく話すると3時間くらいかかるから割愛して

とにかく僕は大きな傷をこの街の人に負わせ

僕はそのショックから本当に自殺するんじゃないのか?

って周りが思うくらいの落ち込みをしました。



でもカッコつければ

そに傷を背負って生きていこう

その傷を受けながらこの街に通おうと

思い生きて来ました。


そんな僕が3年前?かな?

再び同じ場所で野外音楽フェスをやることになり

これも物凄くドラマチックな日で

神様の存在 失われた命 魂とつながるような

出来事 奇跡に満ちた出来事で

話すと3時間くらいかかるから割愛して(⌒-⌒; )


そのイベントに それこそ僕は

ある意味人生というか 自分の存在をかけて挑んだ。


全てが終わり

そこは被災地が全て見渡せる高台で

僕はそこから被災地と海を見ていた。

そこにユウスケさんがスーって近づいて来て

「ケンさん もう自分責めんのやめていいんでないすか?
  もう大丈夫ですよ  石巻の人みんなケンさんがどんな思いで
  ここまで来たか見てきました。
  許すとか許さねぇっとかもうなくて
  ケンさんはもうその呪縛から離れていいんです。
  もう自分責めんのやめてください」

それ聞いて僕は泣いて

「ケンさん バカヤローって叫んじゃって!!」


で 僕は空に海に向かい


バカヤロー!!!! って。。。



僕のある意味人生の中の恐らく

一番濃厚な時間の一つになる石巻での時間

それを見届けてくれ

今も見続けてくれてるユウスケさん


 

そんな存在のユウスケさん


ユウスケさんと

今回僕が石巻行くコト内緒で

コソーって向かったのは

僕の石巻の実家の一つ(実家複数あります(笑))







ダイニングバーGINGA

もうここ無しには僕の石巻はありえない。



飲み始めて話すのは

この



2年後くらいに開催予定してる

僕の石巻復興支援総仕上げ?

野外音楽フェスについて


その内容や僕が思うコト

それについてユウスケさんが意見をくれて

今までボヤけてたイベントの輪郭が

かなりハッキリ浮き上がって来てくれました。


そんな話をしてたら

僕が石巻で最初に出会った

そして不思議な縁で結ばれてた

石巻産野生児ドラマー






佐久間令ちゃんも来てくれ




そして 石巻の僕の親父

銀パパも来てくれて




この人たち。。。


出会いは

2011年4月18日の夜

街はまだ




この状態。


本当にこの状態だった



あの日の夜の闇

ぬかるんだ足元

冷たい空気。。

思い出すだけで今でも腕が締め付けられる感覚

まとわりつくあの空気は生涯消えないだろうな。。


そんなまだまだどうしようもない状況下で

僕らはジャズライブをユウスケさんの店で敢行し

津波で濡れたソファにビニール張って

座れるようにしたりして

ドカーンとライブしてね


飲みながら

「あの日 いきなり令ちゃんから 
   ライブやらせてくんねぇ〜かって
   言われて あの状況下で  
   この人達何言ってんだ?って思ったけど。。(笑)」

飲めばよく語り合う出会いに日の事

そのライブを見に来てくれたのが

銀パパ 銀ママ。



そう あの日2011年4月18日あの夜の出会いが

今も続いてるんだよね。

それが誇り それが愛おしい。


僕はボランティアをやめたくてやめたくて

仕方なかった。

この関係性もあらわす言葉も

嫌で嫌で仕方なかった。。




そりゃ やめます!って言えば即やめれる。

それで来なくなった人達

ある被災者曰く

「自分のためのボランティア活動が終わったんだろうね」

聞いた時 ゾッとした言葉。。

そういう人たちをたくさん見て来た。



僕はそういうやめ方は違うし嫌だった。

そうじゃない

被災地 被災者  ボランティアこの関係性を

ぶっ壊す方法をずっと模索して来た。

そして僕はその答えにたどり着いた。


ボランティアをやめる方法。。

それは

友達になればいい。



ただの人になればいい

それが今僕は出来ている気がする。

なんせお祭り男 佐久間令ちゃんなんて

僕のメール無視も普通(笑)

来れる時はくるし

来れなきゃ来ない(笑)






それには本当に時間がかかる。

本気で向き合わなきゃいけない


僕は周りの人のお陰で

そういう存在になれて来てると思う。


ボランティアなんて さっさとやめちまえ!!

早く友達になろう!!


僕は今すごく心地いい場所にたどり着いて

そして今 各地で起きる災害。。


この愛すべき友達が越えてきた あの日  を

僕は僕だけの経験にしてはいけない

僕はいい意味で 背負った想い を

大切にして生きていきたい。


あっ  僕 床屋ですが、何か??(⌒-⌒; )





ってなわけで    

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。      

 

今日も 良い一日をお互いに!!

 

 

ではでは!!

 

 

 

  

  

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