いちえふ シロウトしろうと探訪記 プロローグ



いちえふ。。。福島第一原子力発電所に

行って来ました。


想像以上の

何ていうか。。。

現実のリアリティに

何かを考えると言う事が出来ないくらいの

衝撃的な光景でした。


例えがいいか悪いか わからないけど


ゴジラが  本当にそこに現れた。。。

心に 鋼鉄の塊がのしかかるような。。。


でも その背後には

この原発を襲った  海が

穏やかに広がっていました。


そのギャップに頭は混乱しました。


うまく整理しきれないけど


これだけは 伝えたいと思いました。


ヒトの光と影


とでもいいましょうか。。。


豊かな暮らし 満たされた文明のために

もっともっとと生み出されたエネルギー。

ヒトは猿から進化の過程  常に

もっともっとを求めてきたと思うんです。

そして  その頂点の 一つの形が。。。。





いろんな意見が渦巻く原発です。

でも

これだけは伝えたい。


ヒトの力!!


この事故の最大の要因は自然災害かもしれないけど

ある一面はヒトの欲の結実。


でも  これに立ち向かうのも

ヒトの力。



警備員のおじいさんとも言える方が

背中に旗竿を差したかのように

ピンと伸ばした背中で 大きな声で

作業を終えて管理区域から帰る

孫ほどの作業員の方々に一人一人に

「お疲れ様です!!」

声をかけ続ける姿


バスから見学してたとき

白いタイベックを来て 高線量区域で作業をする方に

僕が高い所から本当に失礼なんだけど

目と目を合わせ  僕が頭を下げたときに

その方が しっかりと僕を見て 力強く

会釈を返してくれた姿。


高台から3号機に向かい  一旦立ち止まり

坂の下の現場に向かう作業員の背中に


ヒトの力を感じました。


初めて見た 破壊された建屋の光景は

人生最大の絶望的な破壊の光景でした。

2011年の石巻とは異質な光景でした。

でも、その人達の背中に

希望はあるし

ヒトの力を

感じました。


詳しくは 整理して書きますが。


物凄い体験をして来ました。