ヘアドネーション・髪が紡ぐ物語 第三話「同じ子を持つ親として・・」

 

今回は 写真は無いです。

 

ヘアドネーションが今週から急に動き出し

本当に連日 お問い合わせやご予約

中には 直接ご来店いただいたり・・

 

本当にありがたいです。

 

 

 

そんな中

凄く・・なんていうか・・

貴重なと言うか 大切なというか

心に刻まねばならない 光景が

オーブに生まれました。

 

 

 

Oさん。

今回で2回目のご来店。

 

毛量多く クセも強く まとまらない髪質

 

オーダーは 髪は伸ばしていく

化学的なものは極力使わずに

伸ばしていきたい。

 

 

本当に 失礼ながらこのまま伸ばしていけば

広がり 結んで暮らす以外ない強縮毛。

 

 

でも 切りそろえるだけ。

それがオーダー。

 

 

なぜか??

 

それは ヘアドネーションをしたいから。

 

 

ヘアドネーションとは・・・

NPO法人Japan Hair Donation & Charity

が 主宰する

小児ガンや 事故や 先天性の病気とかで 

髪が失われた子供たちの為に 

無償で ウィッグをプレゼントするために 

長い髪の方にご協力いただいて 

その材料になる髪を 

切って(31cm以上)

 この団体に送り 

ウィッグにしてもらい 

そのような状況の子供たちに 

役立ててもらう活動です。

 

 

髪を伸ばし協会に寄付し

カツラを作ることに協力したいと。

 

 

Oさんの想いの源泉・・・

 

 

それはお嬢さん。

 

 

お嬢さんは 髪がまばらにしか生えないのです。

 

ほとんど無毛状態。

前回も一緒に来て ずっと帽子を被ってた。

 

 

タイトルの

「同じ子を持つ親として」

 

僕には子供がません。

このタイトルは 僕のことではありません。

Oさんの事です。

 

 

ご自分と同じように 

病気や先天性の何かで

髪が失われた子供さんを

お持ちの親御さんの気持ち

それは 僕には想像が出来ないです。

 

また その子の気持ちなんて 言うに及ばず・・

 

 

悲壮感を感じながら読んで欲しくはない。

そういう事じゃない。

 

 

人間 どんなに綺麗事言ったって

家族や子供 恋人以上に

大切にできる人なんて

そうはいない。

 

ホントは 

自分の髪で 

自分の子供の為に

ウイッグを作ってあげたいことでしょう。

でも それは叶わないこと・・・

 

でも 同じ子を持つ親として出来ること

 

それは この自分の髪を

見知らぬ誰かの 

見知らぬ子供の為に

伸ばし 

切り

寄付し 

どこかで笑顔を 

小さな笑顔を紡ぐこと。

 

 

 

 

太陽が照らすように

無償の愛情なんてそうは無いのが

悲しいかな世の常・・

 

 

でも 照らさないなら

自分が照らすしかないよね。

 

 

それが 自分の子供に還ってこなくても

そこに同じ子を持つ親御さんが

そこに同じ表情をした子供がいるのなら。

照らしていくしかない。

 

 

 

縮毛矯正してあっても

ヘアドネーションは出来る

でも・・・

それをしないで 伸ばし、届けたい気持ち

こんな僕にも わかる気がする。

 

 

 

寄付できる「いつか」を待つお母さん

寄付される「いつか」を待つ子供さん

 

同じ空間にその二つの想いがある場所で

そのお手伝いが出来る・・・

 

この巡り合わせの意味を 

深く考えながら生きていきたい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ご予約は

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

orb hair museum

 

 

電話 042-782-3055

 

ご予約優先制

 

 

営業時間  8:00~19:00 

     (パーマ・カラー 18:00まで)

 

定休日   毎週火曜日 第一・第三月曜日

 

神奈川県相模原市緑区原宿4-4-3

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    Ela Harwood (木曜日, 02 2月 2017 01:01)


    Just wish to say your article is as astonishing. The clearness in your post is just spectacular and i can assume you're an expert on this subject. Well with your permission allow me to grab your RSS feed to keep updated with forthcoming post. Thanks a million and please continue the enjoyable work.

  • #2

    Latosha Rebuck (木曜日, 02 2月 2017)


    Hi there, its pleasant piece of writing about media print, we all be familiar with media is a impressive source of data.