東日本大震災支援活動記 inori~祈り~プロジェクトその3

たくさんの方々に 支えられ

多くの仲間に応援され

素晴らしいメンバーが行動してくれて

10月11日 宮城県石巻市 日和山公園・鹿島御児神社様の境内にて

inori~祈り~プロジェクト

無事に開催してまいりました。

プロローグは・・http://ameblo.jp/yoshiken1210/entry-12084381136.html
その2です   http://ameblo.jp/yoshiken1210/entry-12084400523.html

お読みくだされば 幸いです。

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今回のinori~祈り~プロジェクトは

音楽の祭典だけではありません。

メンバーのベリーダンサー 愛葉さん

アイリッシュハープの真由美さん

スーパーサポーター ワッキーさんは

倭巫女舞の舞い手さんでもあります。

今回は まずは会場である鹿島御児神社様へ

ご奉納舞いをさせていただき また

僕の奥様が 僕とは別にやってる

東日本大震災支援グループ little songs からの

震災で壊れてしまい 神様のお社が無くなってしまっている

鹿島御児神社の 社殿再建のための寄付金をお届けするために

午前中は 神事を執り行いました。


これはね あえて大きくは言ってこなかったの・・

とくに社殿再建費用に関しては・・・

いろいろな宗教や信条の方がいる、

だからinori~祈り~プロジェクトって実はすごく難しいプロジェクトだと

思いながらやってきたの。

でもね あの2011年3月11日

東北で 日本で 伝え聞いた世界で

様々な祈りが捧げられたじゃん。

イスラム教の国から キリスト教の国から カトリック プロテスタント

アーミッシュ ロシア正教 イギリス国教会 神道 ブッダ ヒンズー ・・・

神様は信じる者しか救わないほど ケチなはずない。

そうしてんのは 人間だ。

多分 あの日 ここ鹿島御児神社でも 手を合わせた人がいるだろう

助けて 救ってくれ やめてくれ・・・

それは 祭神が何だの 宗教がどうだの関係なく

ただただ 人が自然や人知を超えたものに対する

畏敬や畏怖 絶対的な何かに触れた時 自然に湧き上がる

祈り・・・

それを今回 僕らはやりたかったんだ。

原始的な祈り 根源的な祈り 神も仏も取っ払った

自然の祈り・・

でも 理解していただく事の難しさ・・

だから社殿に関しては

別枠でなんとかご協力いただく形にして

ありがたいことに little songs が 手を差し伸べてくれたのでした。

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神社に着く。

雨は少しだけ小降りに・・

愛葉さん 真由美さんは 着替え

準備する。

拝殿に通され

ご祈祷を受ける。

頭を垂れ 願う事は

雨あがれ・・・ではなく

この街 この災害 広がる被災や争い

復興や平和 そんなことを考えていた。

そして ご祈祷が終わり

愛葉さん 改め 倭天衣になり

真由美さんも にこやかないつものお顔から

厳しいんじゃなくて 凛としたお顔に

   
    

 

    
   
 
  

雅楽 越天楽の流れる中

厳かに舞いはご奉納されます。

初めて 拝見させていたて

やはり思うのは 雨あがれではなく

あの日 3月11日 

神様は何を見ていましたか?

何を聞かれましたか?

どんな願いを聞き

どんな怨嗟の言葉をかけられ

どんな嘆きをきき

どんな怒りにふれ

どんな悲しみを今日の今まで見て

どんな誓いをお聞きになりましたか?

そんなことを考えていました。

やがて舞いは終わり

つづいて真由美さんのアイリッシュハープの演奏。
 
 
桜 を奏でられました。

7月20日の東京立川でのinoriのイベントの時は

マイクを通してスピーカーから聴いたハープの音

今日は生音。

響きの美しさに 心は奪われました。

荘厳で 冬の朝の空気の様に凛と張りつめていて

でも あたたかく 柔らかな音色。

ご奉納を終えて

 
 
俺 いつも写真撮る時 暗い顔してんだよな・・

そして little songs からお預かりした

社殿再建への寄付金をご奉納させていただき

 
 
外に出たら・・・


雨が上がってきた!!!!

雲間から太陽も!!!!!

神様が僕らの気持ちをお聞き届けくださったのか!!??

そう その時もまだ僕は雨を 何とかしたい

晴れてくれ そう思っていました・・

でも そうじゃなかったのかもしれないんだよね。