ブリーチ3回 × 縮毛矯正1回の髪にコテカールは出来るか?


最近 髪をイジメて実験に明け暮れる 


ど~も~ orbのケンです!


きっかけはね


9月にご来店いただいた ご新規様がことごとく


ダメージ毛で ご要望のスタイルや技術が提供できなかったのね(悲しい・・)


でさ 確かに凄いダメージ毛だけど まだ僕がやっていないアプローチ法が


あって それを得たならば もっとお客様の要望に近づけるんじゃないか?


その為には 練習&実験&検証だ!!ってんで


髪をイジメて その限界や アプローチ法を勉強しています


キッカケになった事柄は・・・


参照1


参照2


参照3


で、今回もこの子が相棒。





ナオミちゃん


今回は


ブリーチ2回した後に 縮毛矯正をかけた髪。


この髪を またブリーチして




こんな状態に・・・

 

ここから 熱でかける デジパーの一種


 

コテパーマ 



行きます!!!!

 

 

傷むべなぁ~~(汗)

 

今回も 薬剤は・・

 

 


謎の物質を混ぜた 中性~微酸性の薬剤

 

 

普通の美容室は 高アルカリ高還元っていう 髪への負担が多い薬剤が主流なの実は・・

 

 

orbは低アルカリ高還元の薬剤。

 

髪の中の構造を変える成分は多め でもその働きを強くさせるアルカリは低めで

 

じっくり やんわり髪に作用する薬。

 

この微酸性薬剤は もっと髪へのあたりが穏やかな薬剤の調合。

 

 

これを ぬりぬりして

 

15分放置。

 

お流しして シャンプー軽くして

 


熱から保護する すぐに落ちる被膜をはって


コテパーマは 水分バランスが命なので


丁寧に乾かす。


コテは19mm


温度は130度以下


まずは 軽く毛先を丸める。


一番傷んでいるから 気を付けて・・・


次いで 全体をアイロンで巻き込む



この時は 逆に毛先は巻き込まない。


こうして 熱ダメージを自分でコントロールできるのが


コテパーの利点ではある。


で 巻き込みながら 髪が乾いていくのを指先で確認しながら


少し潤いが残っている 最後の水分が表面に来た!!みたいな瞬間に


アイロンを外して 少し自然に水分が飛ぶのを確認。





で 2液の行程に入るっす!!




過酸化水素1.5%のを ガッツリつけて


ロッドを巻いて


10分おいたら・・・



こんな かかりあがり


で お流しして あれやこれやして


シャンプー&トリートメントして・・・


タオルドライ後は テロ~んとカールが消えてる・・

 

 

 

乾いた時に起きた化学反応は 

 

乾いた時に出る

 

この原則に基づいてるから 

 

デジパーや熱系パーマは

 

濡れてるときは 伸びてしまう。


でも乾くと かけた形が出てくる・・

 

そう!かかり上がりと

 

乾かした時のギャップが少なくなる!!

 

 

つまり 一生懸命ブローしなくても

 

カールやウエーブが出やすい!!

 

 

で ば~っと乾かすと・・・

 

 

 

 

 

 

ずん!!!!!


こんな感じぃ~(^^)



乾かすだけで 巻き髪ができる!!!


ブリーチ3回 縮毛矯正1回 


で コテパーマ!!!(汗)



ん~営業じゃありえない・・・・


毛先は1cmは ビビる寸前です。


やっぱりダメージは相当です・・・


そりゃそうだ・・・


でも 何とか中性~微酸性薬剤では


ここまでは 使えるレベルには髪にアプローチ出来ました。



さぁ~ 実はここまでが 準備段階!!


この髪をさらにイジメて 限界を探ります!!!



探ってどうするのか??


やれる幅 やってはいけないライン やれる方法etc・・・


お客様の要望と髪の状態は 千差万別でしょ?


だから 引き出しを増やさないとね!


ただ 勘違いしないよ!



やれる方法を見つけるより

 


やってはいけないラインを



探りたいの。



下手にやれる方法知るとさ 



博打に繋がって 



お客様を幸せにはしないの・・



それよりも 



薬剤の限界 



髪の限界 



ダメージの恐ろしさを




自分に叩き込むことで



お客様と僕らは 



幸せになれると思うのだ!!!