自然由来の不自然さ・・イメージの詩


友人のゆきりんが パーマをかけた!!

 

 

 

 

 他店で!!(爆)


 

で そのヘアケアとかの質問と言うか話の中で

 

ゆきりんが使っているシャンプーの話から

 

広げて 考察してる

 

無添加・自然由来

 

その意味とは??

 

続編です。

 

彼女の使っているシャンプーのメーカー説明が・・

 

「植物由来にこだわったノンシリコンヘアケアシリーズ。

 

洗浄成分にはキラヤ樹皮エキス、保湿成分にはシアバターやヤシ油を配合。

 

1分間という短い時間で、髪の内側と外側の毛髪ダメージを補修、保湿できる成分

 

ぺリセアを配合。

 

香りには100%天然のエッセンシャルオイル、ティートリーやメリッサなどをブレンド、

 

ごわつき、痛んだ髪をしっとりと包みこみ、毛髪に潤いを与えしなやかな髪を保ちます。

 

シリコン、パラベン、鉱物油、合成香料、合成着色料、動物性原料、石油系界面活性剤不使用。」



 

 

多分 売りの一つ「ペリセア」

 

ペリセアは、旭化成が開発した成分で

 

髪の中への浸透がよく 拡散して 

 

保湿効果が期待できる成分。

 

 


旭化成曰く


天然の脂肪酸とアミノ酸からつくられた
浸透性の高い皮膚・毛髪の高機能ダメージケア素材

 

植物由来原料からつくられた「ペリセア」は、

生分解性に優れた地球環境に優しい商品です。

 

 

だそうです。

 

 

 

 

天然由来 植物由来成分よく聞くよね・・

 

でも、ペリセアは自然界にそのままある物質ってわけじゃぁない

 

旭化成が初めて作った成分。

 

 

天然 自然  天然由来 植物由来・・・混同しがちだけど

 

天然成分てのは  たとえば・・

 

ビタミンC豊富なアセロラ  ミカンでもいいや。

 

そのもの搾り汁でも入ってれば「天然成分」になる。

 

対して天然由来

 


物質に何らかの化学処理をして、添加して

 

人の肌に浸透するように加工した成分

 

 

でないと かぶれリスクや 効果効能がどこまでコントロールできるか・・

 

PH調整だって必要だし 酸化しちゃうかもしれないし・



だから シャンプーや化粧品は、

 

 

何んらかの添加物を加えなくては作れないの


無添加ほにゃらかも同じ!!


何も入れてない訳じゃぁない、

 

無添加ってのは

 

 

「何を添加して 

 

 何を添加していないのか?」

 

 

ここが大切で

 

なんか

 

「商売っ気たっぷり イメージ戦略的な売り文句」

 

 

の様な気がするの

 

 

天然由来 植物由来って

 

いや 悪い成分と言ってるわけじゃないの

 

ただ、なにかこう・・

 

安心安全を意識づけさせるための口上

 

本来の 大切なことをボカす言葉に使われて

 

僕ら消費者の目や耳に 

 

知らないうちにカバーをかけてしまってる気がする・・

 

 

またそのように 刷り込まれていないか僕たち??

 

 

例えばロハス・自然派代表選手?? 

 

「石鹸」

 

 

油と苛性ソーダを混ぜて作るじゃない?

 

 

要は 苛性ソーダを「添加」してるの。

 

 

その他余分なモノは無添加でも 苛性ソーダは添加してる・・

 

で 苛性ソーダって何かって言えば

 

化学名「水酸化ナトリウム」で

 

塩の電気分解によって得られる

 

 

強アルカリ性物質で、

 

腐食性が強いため

 

劇薬物に指定されています。

 

 

 

劇薬???!!!!

 

 

劇薬なんだよね 原料・・

 

 

ましてや、残留すんのさ。

 

 

化学反応って 100のモノが100反応するのってあんま無いの。

 

未反応のモノとかが どうしても生まれて残留するの。

 

パーマ液なんかもそうなのね。

 

で プロの石鹸屋さんは 反応しきっていない未反応の成分(遊離アルカリ)を

 

いかに無くすかが大切な事であり一番の仕事でもあるんだって。

 

 

なぜなら・・・

 

 

肌荒れの原因になるから!!!

 

 

その為に数日かけて大きな釜で温度も下げないように攪拌して作っているんだって。

 

また「塩析」と言って、 最後には大量の塩水で石鹸を洗い、

 

比重さによって、不純物と石鹸を分離させたりもしてるんだって。

 

完全にゼロというのは難しいんだけど、

 

ほとんど未ケン化(石鹸になりきらない)部分を出さないようにしているんだって。

 

そのあと長期間熟成させて 空気中の二酸化炭素と反応させて炭酸ナトリウムにして

 

無害化させるのさ。

 

 

ちなみに・・・

 

ワークショップ的な簡単な方法で作る手作り石鹸の場合、

 

以上の様に、苛性ソーダ使うと残留(未ケン化)の成分が残りやすいので、

 

熟成期間を長くおき、刺激を少なくしてからの使用が望ましいみたいよ♡


安心安全・・・でもないんだよね 本当は・・

 

 

 

つまり 石鹸といえども 添加させて作られ それも劇薬ね・・・

 

そのまま触れれば 火傷する添加物・・

 

残留しやすい添加物・・

 

 

でもね、ちゃんと作った石鹸は 

 

肌にも優しいのかもしれないし

 

いい物なんだと思うの。

 

 

でも 無添加石鹸と言えども

 

苛性ソーダという劇薬は使うし

 

ちゃんと熟成させたり 残留物を取り除かないと

 

やはり肌にはよくない!!

 

 

 

何が言いたいかって言うと

 

本当の安心安全って

 

イメージ先行で 


僕らは無意識に


反射の様に


そのイメージで


判断させられているんじゃないのかな??

 

 

石鹸シャンプーで洗い お酢でトリートメント・・


自然に優しく 天然精油も混ぜたわ♡ 


なんせ手作りなの♡


安心よね~♡


でもさ・・ 

 

石鹸シャンプーの アルカリ度は?

 

お酢の酸度は?

 

アルカリ度 酸度・・簡単に言えば「強さ」

 

 

アルカリが強い石鹸シャンプーであらって 

 

お酢の酸度が低ければ 中和できないでしょ?? 

 

そのバランスを考えないで 

 

石鹸で洗い お酢でリンスしてるから 髪にイイ!! 

 

そんなのは妄想!!

 

イメージ先行はなはだしい!

 

 

自然派 自然 ロハス オーガニック・・

 

 

どの生活を目指してもいいんだけど

 

そこにある「本質」

 

そこを考え 捉える生き方が 一番素敵な気がするの。

 

吉田拓郎曰く

 

「自然に帰れって言う事は

 どういうことなんだろうか

 

 誰かが言ってたぜ

 俺は自然に生きているのさ

 

 自然に生きているってわかるなんて

 なんて不自然なんだろう」 

 

  吉田拓郎:イメージの詩より・・

 


本当に 本当の事を


自分の芯をもって 仕事に向き合いたいね(^^)