断る力


3日前の女の子。


ダンサー目指して 専門学校で勉強中!!


相模原の田舎から 渋谷まで通学!


最近は 六本木の某有名美容室に


「東京の美容室で カットとカラーがしたい!!」って


勇躍行って来たら・・・


「直して・・・」


おとといは 学校の友だちと今度は


町田に表参道に本店がある美容室が出来て


そこにカラーをしにいってきたぁ~


でも・・・


「直して・・・」



どこに行っても orbをベースにしてくれるのって


嬉しいもんです。


いいんですよ~ 他店に行ってみていろいろな


自分の髪の可能性を知ることは(^^)



でもね・・・


その女の子が


「次は 全体を暗くして 髪の内側に真っ赤なインナーカラーを・・」


って言ったとたん 僕は


「俺はやらないよ~ってか やっちゃダメ!!」



「断る力」


あっ 勝間さんてどこ行ったんでしょうね?


確か会計士やめて・・まぁいいや・・



そのカラーはorbでは


「お断り!!!」


何故なら髪・・限界を越えかけてます・・


傷みがひどくて これ以上薬剤にさらしたら


確実にビビり毛になりますね。




↑ こんな髪・・・


髪は「減点法」



生まれたての 生えてきた根元の髪が100点だとしたら


パーマやカラー シャンプー 紫外線 熱 ブラッシング・・


髪が受ける日々のダメージで どんどん減点され


髪は死んだ細胞だから、加点されることはないんで


最後は20点とか10点以下になって


死んじゃいます・・・



お客さんの


「本当の希望」ってなんだろう??



パーマを「かける行為」?


カラーを「塗る行為」?


縮毛矯正を「かける行為」?



NO!!ですよね?



そのものの「行為」が目的でなく


その「行為」の先にある


「ヘアスタイル」や「ケア」ですよね??



理美容師も


「その日の売り上げ」


「キャンペーンの成果」


「勘違いな自己満足・・」


違うでしょ!!??



本当の希望 


それは 「行為」ではなく そこから生まれる

 

「ヘアスタイル」と「日々の生活の中でのケアしやすさ」


本当の成果


それは 「お金」や「自己満足」でないはず。



断って 他店でカラーとかされて 失客したらどうしよう・・


失敗するかもしれないけど 上手くいくかもしれないし


ダメージも誤魔化せるかもしれないし・・


Oh!NO!!



ダメなものは


ダメ!!!



って ただ断るんじゃなくて


しっかり カウンセリングして


出来る事 出来ない事 


今後のリスク デメリット・・


今、今日、理想の髪形できなくても


そこを目指す、道筋っていうか


過程を 共有していくことって大切ですよね?


もちろん お互い人間だから共有しても


我慢できなくて他店でカラーとか無理やりされる方もいます・・


でも わかってくれているんだな~ってエピソードが・・


「うちの子ね orbに本当は来たいって言うんだけど

 カラーやめられないの。染めてその日に落ちてもいいって

 ボロボロの髪して・・orbはそめてくれないんだよね~とボヤきつつ

 orbに行こうか毎回迷ってる(笑)」


信用はしてくれているんだな~と思ってます。



僕らは魔法使いでも何でもない


運に任せて大切な髪を傷めつけることは出来ない。


そんな時


「断る力」


ださせていただきます!!