縮毛矯正 新薬剤の検証

orbは 何を隠そう 縮毛矯正が 結構得意な技術。

お客様の中には orbの矯正が基準で 他店舗でかけても orbがやはりイイと言っていただける方も少なくない(自慢!)

でも それは何故かといえば 単に僕が「ビビり」だから(涙)

ビビりだから 慎重で アイロン処理のスライスなんて かなり細かくとる。

だから 時間がかかります!!!

通常で4時間はみます・・(カット込み)

でも 仕上がりと 持ち ダメージを考えると どうしてもこうなってしまいます・・

 

僕の縮毛矯正の特徴は 最近では一般的なってきたようですが 薬剤の力に頼り切らず アイロンの熱と 禁じ手と言われていた「水分」を使う技法。

だから スタッフがいた当時は アイロン前のドライが「命のドライ」とまで言っていました。

髪に高温のアイロンを使うとき 水分が残りすぎていると わかりやすく言えば

高温に一気にさらされて 髪の中の水分が

「一気に沸騰」します。

そうすると 沸騰すると「ボコっ!」と水が弾けるじゃない?その弾けが 髪を突き破り 髪自体が内側から裂けるように 爆発する・・

それが 熱ダメージのイメージ。↑ この写真はその顕微鏡写真。

 


そうさせちゃマズいんですが 髪はたんぱく質。

たとえるなら 卵。アイロンは フライパン。

 

生卵は プルプルな状態 それがフライパンで焼かれていくと だんだんたんぱく質が「変性」してきて 透明な白身は 白くなり 黄身は固くなり始めます

 

それがどんどん進むと たんぱく質の卵は 焼けこげ どんどん固くなり 最後はボロボロになりますよね?

そして焦げた たんぱく質は 何をやっても どんな薬品を使ってももとに再生出来ませんよね?

これが アイロンや縮毛矯正でのダメージの正体。。。

 

で、僕のアイロンは イメージなんだけど 目玉焼きを焼くときに 水を少し加えて蓋すると 「蒸されて ふんわり プルプル」に仕上げられません?

そう 僕のアイロン処理のイメージは このほんの少しの水分を利用して たんぱく質の変性を 焼け焦がすのではなく 蒸し上げるようなイメージ。

たんぱく質の変性には 熱だけでなく 多少の水分も必要で でも、これは諸刃の剣で 一歩間違うと 上の写真の様な髪にしてしまう・・・

 

僕は これが得意で(っても かなり練習しましたよ)

それを使うと 強い薬剤は必要なく 最低限のパワーの薬剤で 最大限の効果が得れる!!!

 

そのため 今までは薬剤には そんなに頓着していなかったのですが(いや 普通に気は配っていましたが)

この度 もう10年以上愛用してきた薬剤から よりパワーコントロールが細かくできて 負担の少ないものに 変えることにしまして その薬剤の検証を始めました!

 

さてさて 足りない脳みそで アルカリだの 還元剤だの何だのと 考えながらの検証と 仕事・・・果たしてどうなりますか!?

 

目指せ!より艶やかで よりダメージや負担の少ない 縮毛矯正!!