髪密度の低下~実証実験その1~

髪密度の低下した髪に どのような対策ができるのか?

今回はその実証実験です。

この写真の毛束は ブリーチを2回 その後縮毛矯正を1回 少しハードにかけて傷ませた髪です。

このレベルのダメージは最近はあまり パッと見いなくなりましたが 色味が入っているから気が付かないかもしれませんが ホームカラーの繰り返しで このくらいのダメージレベルの方って実際はいらっしゃいます。

前回書いたように ダメージホールが空いてしまっている状態です。

ここに orbでは「ハナヘナ」を髪密度強化トリートメントとして 取り入れています。

ハナヘナ・・ヘナとは 天然のハーブで インドの北西部ラジャスタン地方に自生する低木植物で 植物染料や薬剤 防腐剤などとして またアーユルヴェーダではその効能が取り入れられています。(スリランカ政府にはアーユルヴェーダ省という国の役所まであります)

化学的な染料とは違いアレルギーが99.9%なく(植物アレルギーをお持ちの方は除く) デトックス効果が高く 髪や体の健康にも取り入れられています。

・・・・とカッコよく言えば もっともらしいですが・・ 要は「草」です!草の粉末です!

カラーとしての認知度が高いけど カラーとしては扱いにくい面が多々あります。

まぁこの話は また追々・・今回は髪密度アップ 強化のトリートメントとしてのお話。

上の写真の毛束を 半分にして 片方だけにナチュラルヘナを塗布。

30分放置。そして DO-Sシャンプー&トリートメントで仕上げてみました。

(仕上げは ブリーチ毛も一緒ですよ もちろん)

これが そのハナヘナ後の写真。ブリーチでパサパサ ポワポワの毛先が しっかりまとまっています。手触りは ネットじゃ伝えられないけど さらっとしてツルっとしています。

これをあと何回か繰り返すと もう少し改善されるでしょう。

ただし!!!何度も言いますが これは髪が「治った」のではありません!

ダメージは ダメージのままです!死滅細胞の髪の毛は 絶対に今の化学では再生できません!ましてや床屋 美容師程度の施設や資格では無理も無理です!

これは ダメージヘアに ヘナの色素が入り込み たんぱく質と絡み合い 細かな粒子が大きくなり ダメージホールを埋めたのです。そして大きくなった粒子は ダメージホールに絡み合い 出ていきにくくなっているのです。

被膜系のトリートメントと違い 天然で自然の(由来じゃないよ もろ天然!)成分が髪の中にとどまり 髪密度を強化してくれているのです。

被膜のトリートメントは その時だけはテュルンテュルンにしてくれますが 継続すればバッサンバッサンになります。

でもハナヘナは そうなりません!

この差が 被膜系トリートメントと非被膜系天然トリートメントの違いです!